女性にも多い肺のがん|脂漏性角化症に警鐘が鳴る|生命を脅かす病
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脂漏性角化症に警鐘が鳴る|生命を脅かす病

女性にも多い肺のがん

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喫煙が原因ではない

日本の男性で一番多いとされる肺がんは、その半数以上が肺腺がんが占めていると言われています。肺がんと肺腺がんの違いは、肺がんは喫煙習慣が大きな原因となっていますが、肺腺がんは喫煙の関係性は薄いと見られています。実際に肺腺がんの発生率を男女別で比べると、女性の方が多めです。喫煙率の低い女性でも、肺腺がんになる可能性が十分にあるのです。肺腺がんの原因で考えられていることは、有害な化学物質が含まれる空気と女性ホルモンの存在です。体に悪い空気を吸ってしまうと、肺胞マクロファージがそれらを消滅するために活性酵素をたくさん出してしまいます。その結果、健康な細胞でもがん化してしまうのです。そして、女性ホルモンが肺の受容体にくっついてしまい、がんを促してしまうという研究が発表されています。そのために喫煙をしない女性でもなる可能性があるので、全く関係ないわけではありません。

適切な治療法

肺腺がんは、気管支の細い部分である末梢部分に発生する傾向があります。これを抹消型肺がんと言い、肺の中の末梢肺野の部分にできるのを肺野型と言います。この両方が肺腺がんであり、進行がとても速く転移しやすい特徴を持ちます。肺腺がんの治療では、比較的初期の段階で転移が見られない場合は手術が選択されます。この場合できるだけがんの部分を摘出しますが、難しい部分は化学療法や放射線療法で治療していく場合も多いです。また、レーザー光線治療という方法も行われ、これは内視鏡の先からレーザーを発して照射していく場合と薬の作用にわかれます。体内で直接がんを抑制させる効果があるので、メスを使わない分肉体的な負担が少ないメリットがあります。以上のような治療法で肺腺がんの進行を抑えていきますが、日頃から検査を受けていくように意識することも大切です。